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あまりに美しい 桜咲く笠松競馬場

Kasamatsu0407_1_1 4月7日、笠松競馬場。この日はオグリキャップ記念トライアルの「スプリング争覇」が行われた。
朝、早めに名古屋まで行き、お弁当を買って名鉄で木曽川のほとり、笠松へ。降り立つと、笠松競馬場を巻く名高い奈良津堤には、今を盛りと桜が咲き乱れていた。
天気は快晴。土手に腰をおろしてお弁当を広げるには絶好のコンディション。すぐ目の前には笠松競馬場のバックストレッチが広がり、スタンド前では誘導馬がのんびりと歩いている。しみじみと心和む風景だ。
Kasamatsu0407_0 1レースのパドックが始まる頃には、すぐそばの道路には何台も車が止まり、運転席で競馬新聞を広げる姿が目に付いた。ゴール板からは遠いけれど、ここはコースを見下ろす「特等席」だ。タダ見は良くないぞ、と思いつつ、この場所を離れがたい気持ちはよくわかる。キラキラした川面を背に、競馬場の全景と桜並木。鉄橋を渡る電車のひびき。風が心地良い。いつまでもここでこうして見ていたい、そんな風景がそこにはあった。

Kasamatsu0407_2土手の上を歩くと、色とりどりの桜。顔をのぞかせたばかりの緑の若葉と白い花がまぶしい山桜、ソメイヨシノの中でも木によって微妙にピンクの淡さが異なる並木。満開の花の下を通るひとすじの道路は、時折、これからレースに出る競走馬が歩いて渡ってゆく。競馬場からやや距離のある町の中に厩舎が軒を連ねているため、馬達は歩いてやってきて、土手を登って越えて競馬場入りするのだ。それこそが、笠松の馬達を自然と鍛え、中央でも通用する素地を作り上げているのだとも言われる。
Kasamatsu0407_3事実、笠松の馬は見栄えもよく、手入れが行き届いているように映る。その馬たちの姿と桜花のコラボレーションに、シャッターを切るのも忘れてしばし見とれてしまった。

さてレースはというと、メインの「スプリング争覇」はレッドストーンが快勝。何度このメンバーでやっても負けないだろうという内容だった。
外から見ているときはあんなにものどかなのに、レースとなると火がついたように熱く、技と闘志がぶつかりあう。それが笠松の魅力なのだろうと、いつ来ても思うのだ。
Kasamatsu0407_4 ふと見ると、購入した馬券には、単勝・複勝のほかに馬単でも馬名と騎手名が印刷されていた。窓口で購入したものだが、昨年の3連単導入の際に発券機械が変わったのだろうか。なんにせよ、これは中央にはないサービスであり、ファンとしては非常に嬉しい改革だ。
一般に、中央競馬よりも地方競馬の方が騎手に対する親近感や愛着は深まりやすいと思う。それは騎手の数がまるで違うことや競馬場での距離感の差、騎手服の制度など理由は様々あるだろうが、各地をめぐってみて肌で感じたことでもある。この日の表彰式のあと、サインを求めるファンに倉地騎手が丁寧に応じる光景からもそれがうかがえる。南関では以前から単勝・複勝には馬名と同時に騎手名が入ったが、こういう良いサービスは他でもどんどんやってほしいと思っていたところだった。
試しに笠松で買った南関の場外馬券には残念ながら騎手名などは入らなかったが、またひとつ、笠松競馬場で馬券を買う楽しみが増えた気がした。

相変わらず馬券成績はイマイチだったが、風の前にもまだ散り初めない桜を見ながら、"四季折々の笠松競馬場をこれからも見に来たい"、そんな気持ちで名鉄に乗り込んだ。

夜は名古屋にある競馬ファンが集うお店「K-BAR うまなり」さんで春のカクテルを味わい、今日の余韻にひたった。そのお話はまた次の記事で。

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