« LJS荒尾ラウンド:レディース招待競走観戦記(前編) | トップページ | ばんえい競馬存続のために »

LJS荒尾ラウンド:レディース招待競走観戦記(後編)

7R・富士通杯。揃ったスタートから先手を取ったのは山本茜騎手とユウヴィシュニャ、池本徳子騎手・テイエムライデンと別府真衣騎手・ナガノコバンが続きます。
3コーナーから別府騎手がかわしにかかると、山本騎手も負けじとついていき、直線では3番手以下を突き放して2頭の激しい競り合いに持ち込まれました。
山本か別府か。
馬体を併せた攻防は、わずかにアタマ差で別府騎手の勝利!
3着には人気薄で森井美香騎手が入り、同期生の1・2・3独占となりました。
Arao1115_5_1

9R・天草パールセンター杯は只今3連勝中のブルーアラオと西原玲奈騎手が注目を集めました。しかし、スタートで痛恨の出遅れ。先手を取ったのはまたもや山本茜騎手・ワンマイドリーム。外から平山真希騎手・ユキノスバルが追いかけ一旦は先頭に立つも、直線は内のワンマイドリームが伸びてそのままゴール。
3着には別府騎手・オンワードジェダイが入りました。

9R後の表彰式には、9Rの上位3人+総合上位3人が呼ばれ、山本騎手、別府騎手、平山騎手、森井騎手が登場。有明海に傾く夕日に照らされて、皆いい顔していましたよ。
表彰式後にはカラーボールと鞭、紅白のモチの投げ入れが行われ、こちらも大盛況でした。
Arao1115_7

元騎手で2年前レディース招待参戦した赤見千尋さんが今回の舞台裏をブログに書かれていますが、別府騎手は総合2位になっても「また茜に負けた」と悔しそうだったとか。
同期のライバル物語はまだ始まったばかり、今年はさらに舞台を高知・名古屋に移して闘いは続きます。

この女性騎手招待レース、地方競馬ならではのイベントとして歴史は古く、海外から騎手を招いて行われていたこともありました(詳細は「地方競馬に行こう!」さんがまとめられています)。一度は消えかけた火を2年前に復活させた荒尾競馬には、限りない拍手を贈りたいと思います。
また、実力派の女性騎手が出てきたことも開催の拡大につながったのでしょう。
去年、名古屋競馬で宮下瞳騎手が351勝目を挙げて吉岡牧子騎手の「女性騎手最多勝利記録」を抜いたときのこと。
その日はちょうど、名古屋競馬主催の「レディース競馬教室」があり、競馬歴2ケタ年の人から全くの初心者までが集まって観戦していたのですが、初心者の方曰く、
「ローカルニュースで宮下騎手が記録に王手と聞いてきたんですが、てっきり女性は女性同士のみでレースしていると思ったら男女混合と聞いてビックリしました」
とのこと。確かに普通スポーツは男女別で行うことが殆どですから、なるほどと納得しました。

女性騎手を取り巻く環境は、外部が想像する以上に大変なものかもしれません。
ですが、ファンとしてはこういう面白いイベントは是非とも続けてほしいし、騎手の皆さんにとってもなかなかない機会ということで、楽しんで、そして糧にしていってほしいと思います。
次は12月9日の高知競馬場が舞台。華麗で熱い闘いから目が離せません。

総合順位・ポイント表は >>こちら

Top_arao2
(荒尾競馬場より有明海をのぞむ)

|

« LJS荒尾ラウンド:レディース招待競走観戦記(前編) | トップページ | ばんえい競馬存続のために »

「旅行・地域」カテゴリの記事

「競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/74901/4252516

この記事へのトラックバック一覧です: LJS荒尾ラウンド:レディース招待競走観戦記(後編):

» 競馬予想回顧:マイルチャンピオンシップ [競馬予想の競馬予想コム]
1番人気のダイワメジャーが4角先頭から力強く押し切った。天皇賞(秋)→マイルCSの連覇は19年ぶり2度目の快挙。 [続きを読む]

受信: 2006年11月21日 (火) 12時36分

» 競馬 騎手 [競馬|競馬館]
競馬 騎手 関連ブログを紹介します。それぞれのブログにもぜひ訪れてくださいね! [続きを読む]

受信: 2006年12月 8日 (金) 17時42分

» 荒尾競馬 全日本レディース招待の写真つきレポート完成 & 坪井川カップの展望 [地方競馬に行こう!]
すっごく遅くなりましたが^^;、全日本レディース招待@荒尾競馬場の写真つきレポートをアップしました^^ 荒尾競馬場の雰囲気、景色の素晴らしさ、レースの面白さ、そして全日本レデ [続きを読む]

受信: 2006年12月13日 (水) 06時10分

« LJS荒尾ラウンド:レディース招待競走観戦記(前編) | トップページ | ばんえい競馬存続のために »